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2014.10.02 Thursday

9/28 「伸びる伸びる伸びるのビル」稽古1









横浜に向けた稽古がスタートしている。前回の記事であるCM撮影の後なのもあって、何人かのメンバーはニッカポッカを着用している。やはり映える。今回の作品は前回の作品「伸びる伸びる伸びる」を再構成する形での作品となる。デラックス版とでもいうべきかもしれない。探っていくというより、身体にいちど定着した振りを呼び覚ますような身振りが印象的だった。特にフナッキーは今回の稽古の後10日まで空いてしまうのだが、切羽詰まった感じはなく、メンバーとの掛合いの中で、作品の記憶を身体に起こしていた。

途中、イガちゃんが持参の紅茶をこぼすというハプニングがあったりして、なんとも「らしい」日だった。ところで、音楽も一部新しいものになるようだ。主宰がイメージを、もっちーに伝え、それを受けて楽曲ができ、それにたいして振り付けをあてがい、深めていく。この距離と時間をへだてたやりとりは遠距離セッションとでもいうような趣があり、興味深い。日暮里でのバージョンという下地があるだけに、音楽と身体のセッションが今回、どう結実するのかも楽しみだ。



2014.09.30 Tuesday

伸びる伸びる伸びるのビルのCM撮影










なにやらタイトルがえらいことになっていますが、先日ビルヂングのCM撮影がありました。CMということは公演が待ち構えているのです。ビルヂング横浜初上陸作品となる「伸びる伸びる伸びるのビル」の公演があと数十日とせまってきました。

見慣れたメンバーに加えて、のまたんこと、野崎真衣さんが撮影、映像として参戦してくれた。CMのディレクションと撮影もこなす彼女。ビルヂングの面々が自分がカメラの時より生き生きしてないか!?主宰までも…。なんて嫉妬はおいといて、穏やかにしかしテキパキ進んで行く、楽しい撮影だった。ビル街もいいけど人の暮らしの気配がある中での撮影もビルヂングと相性がよかったようにおもう。ちなみにダンサーも新しいゲストが参戦してくれます!詳細は後ほど…。

横浜での公演。ご存知の方も多いと思うが横浜は文化面での活動がさかんであり、現代アートやダンスシーンでも重要な拠点としての顔をもつこの街でビルヂングが公演するのはどんな意味があるんだろう。実はきっといろいろあるはずだと思う。みなとみらいを中心としたきらびやかな町並み、ビル群、様々な文化施設…。横浜を象徴するものは多い。同時に、中華街や西欧建築が集中したごった煮のような感もある。そして、すこし(現在の)中心をはずれると、かつての漁師町の面影が残る子安駅周辺やドヤ街が現存しているような東神奈川駅周辺の町並みもまぎれもない横浜である。そしてそんな街は、昭和歌謡がいまだながれていそうなトコロでもあるのだ。あの切実さと寂しさと暖かさと…。しかしその響きに耳をかたむけられることは実はあまり無いようにもおもえる。ビルヂングのモットーを思い出す。ビルヂングとこの街の何と何が響いて行くのか、ちょっと興味深い。

2014.08.25 Monday

ビルヂング第五回単独公演「伸びる伸びる伸びる」











あっという間に終演してしまった。夏の白昼夢のようでいて、まざまざと記憶にのこる祭りのようでもあった。


今回、客入れの際にイガちゃんがケモノに扮して舞台上方でパフォーマンスをしていた。それは哀しさをどこか纏ったケモノイガちゃんの遠吠えと乱舞。それは客席の爆笑を引きおこし、見事に場を暖め、期待値をあげていた。それを見て自分はなんだか勝手に(いけるな)などと安心感を覚えながらも、その下で開演をまつメンバーの緊張の高まりは走り出すことでしか解放されないだろうということを考えていた。


そもそも舞台作品はいつだって一回こっきりのものではあるし、5回公演だろうが、7回公演だろうが、ツアーであろうが、いらっしゃったお客さんに届ける機会はどうあがいても一度なのは出演者は見に来る人たちは理解している。次、があると思って踊っているわけではない。けれども一生懸命つくった作品を。絶対に面白いぞという確信がある作品を披露できるのが一回しかないんだ。これをちゃんと届けられるのか?ということは様々な舞台を駆け抜けてきたダンサー皆にとっても特別な緊張感を強いるものでったのはないかと思う。だからこそ、どことなくいつもより張りつめた表情から宣誓が始まり、複雑に舞台を彩る群舞を経て、なんだやっぱりいけるぞ!と加速していく様は頼もしくもあり、やはりいつもギリギリの所に彼らもいるんだという不思議な感覚を覚えた。


金髪を振り乱すナオトさん(自分にとってはナオトさんなのです)は畏怖するような凄みがあり、身体のキレと相関しながらあがっていくイガちゃんの笑い。身体と顔の表情のボキャブラリーがまだ増えていくのかという底知れないショゴタンの柔軟さ、ハメ落としのオチを引き受けるほど他より次元が上の体育会系まっすぐさを改めて示したフナッキー。違和感なくその「違和感」をとけこませたおかもっち。そのしゃべりは一番爆笑しました。楽屋ネタは逆に一般化しやすいので時にありきたりな白けを生む時があると思うのだけど、強烈なキャラクターを造形したことで説得力が抜群だった。そして、主宰の少し引きつつ、自分自身が作品全体であるのに、そこに同時に亀裂を生んでいく様。ちょっと言葉足らずかもしれないが、それはいままでに無いスリルがあった。これはもっと考えたい。

現場もちょっとピリっとしていたと思う。それにあてられてちょっと自分もピリピリしていまってはいた。できるだけ最高の状態で映像記録をしたい(が、それはどこか舞台の本質では無いとおもいつつ)というと最高の状態の客席を敷きたいというスタッフの気持ちは冷静になればすぐに妥協点は見つかるはずなのだけど。そこに至るのにちょっと時間がかかってしまった。カメラマンでかけつけてくれた山本君、申し訳ない。ただすべては作品の為であり、晴れやかな表情で最後の挨拶を終えるメンバーを見た時、それらは全部笑い飛ばせるネタになる。データ転送の関係で最後まで劇場に残っていた自分はカメラ位置について押し問答しかけたスタッフさんと最後、しばしの談笑の後本当に気持ちよく「おつかれさまでした」を言えた。どんな状況になっても関わった人を最後は笑顔にもっていける。そんな今後を確信したしそうありつづけて欲しいと思う公演でした

みなさん、本当にお疲れさまでした!


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