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2014.08.06 Wednesday

吉祥寺シアターダンス部「僕たちの5日間冒険」



















吉祥寺シアター、夏休みダンス部。最終日。




朝、こども達は、お客さんのシートを丁寧にならべる。ならべたと思ったら、その上で遊ぶ。あらら。でもやっぱり注意する子がいて、従う子がいて、最後には皆で並べている。通し稽古。通し稽古も全力。全力で楽しんでしまう。休憩ともなれば相変わらずはしゃぎ、鬼ごっこなんか始めたり。もう、これが彼等のウォーミングアップなんだと半ば強引に説得させられたかのように、主宰とビルヂングメンバーはそれを見守る。と、思ったらおでこをごっちんしちゃって半泣きになっちゃう子。気がぬけない。ごめん。通し稽古に入る直前、小学二年生ながらとっても大人でクールな女の子が理由なく泣き出してしまう。メンバーがその子を稽古場の隅で慰める。それを小学三年生の超元気印の女子が通し稽古の最中に気づき、表情が変わる。締まる。いろんな事がおこっていく。時間はどんどん過ぎて行って、あっという間に本番へ。円陣を組むみんな。稽古場が震えるくらいのかけ声。




お客さんが入ってくる。お母さん、お父さん、友達、兄妹。驚く準備はできたかよ、とプロジェクターの前で座っている俺がなぜかそんな事を思っている。…そして本番が始まる。冒頭の登場シーン、いったいこのみんなの笑顔はなんなんだろう。笑うんじゃなくて笑っている。にやつくでもなく、運動の快感とかでもなく、笑うこととそこにいる事が同義なような…。ほんの少しの不安をもって見ていた自分だが、くすぐられるような気持ちになった。そのあと競うように飛び跳ねる、オープニングのユニゾン。コンタクトのシーンで確かに息づいている相方を思いやる呼吸。ほとんど子供達がゼロから考えた振り付けもある「夏」のイメージシーン。全部会心の踊り。開始寸前まで「帰りたい…」とつぶやいていた、俺のすぐ右に座っている幼児が舞台をみながら見よう見まねで踊っている。とにかく、最初から最後まで鳥肌が立っていた。




ほっといたって子供は世界を楽しめる。身体を動かす楽しさもしってるし、自分なりの踊りもたぶん天然でできるだろう。けど、この5日間で「いま横にいる人」と一緒に踊ること。その為に話すこと。その楽しさ、強さ、厳しさ、窮屈さ、翻って膨らむ自由さ。に出会っていったのではないか。初日から壁を蹴ってジャンプ繰り返してた山ちゃん、人の手をとって飛ぶともっと高く伸びやかに飛べるだろ。みんなをいつも笑わそうとして、舞台上でも元気いっぱいそれを披露してくれたあの子はいつまでもその自分を忘れないでほしいな…。ひとりひとりに言葉が溢れてきそうだ。そんな時間を間近でみられたのは本当に素晴らしかった。関わってくれた多くの人にこの時間に会えたことを感謝したいです。シアターの方達、技術部、スタッフの方達、ビルヂングメンバー、小学生のみんな、ありがとうございました。そして主宰の加藤紗希、本当にお疲れさまでした。




本番の後の皆との別れはおもったより感傷に浸ることがなかった。会えるはずなのだ。また。今度は一緒に冒険したい。そして最後に参加者の子にビルヂングメンバー皆がもらった手作りのストラップを自慢させてほしい。俺は熊!なのである。自分、モノの宝物ってあんまり無いのだけど、これはもんくなし。


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