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2014.02.11 Tuesday

千秋楽 ビルヂング第4回単独公演「できることなら低空飛行」
























名古屋へ向けて飛び立ったビルヂングの面々は、そのまま着地しないで東京に戻ってきて、今やっと長い航行を終える。ビルヂング第四回単独公演「できることなら低空飛行」が、ついに千秋楽を迎えた。メンバーのアップ、特に18時の回の直前はさすがに全力で身体を追い込む感じでは無い。振りは染み付いている。こころのエンジンを暖めて回転数をあげるかのようなアップ。撮影中、主宰がカメラに気づくと指をさして、表情と振りで笑いかけてくる。向こうのほうが疲れている筈なのにこっちが元気をもらう。楽屋へ向かう中で、イガちゃんとショゴタンがコントパートのセリフの「間」を確認し合っていた。追い込むとこは最後まで追い込んでいく。そして、千秋楽へ向かう。…東京公演中、最高のエネルギーがあったと思う。それは、舞台がもつエネルギーのこと。ダンサーは苦しさと楽しさをを掛け算させながら飛んでいて、そして観客は力強さと笑いを受け取っていた。

誰もが自分が世界の主役だった頃があると思う。公園ではヒーローになり、動物ごっこをして遊んだり、手持ちの人形に自分を見立てて遊んだりした。「ここに僕がいるよ!」という気持ちでいっぱいだった。けれど、そんな主役としての自分がいた事をいつしか忘れてく。そうそう「飛んだり跳ねたりするな」という言葉があったりして、そう言われたこともあるかもしれない。目立つな。騒ぐな。動くな。…今回のビルヂングの公演で皆は堂々と「飛んだり跳ねたり」している。そんな皆は「自分が世界の主役」だと思っている訳ではないと思う。「自分が自分にとっての主役である」そう思える一瞬一瞬を力強く高めて、大きな存在となって舞台上で輝いていたように思える。そんなヒリヒリした奴らが、時に合唱したりするとなんだか泣きそうになったりするし、コントを見ていると、あれ?なんだなんだバカな奴らじゃねえか、と親近感を持ったりする。そして最後、ラストダンスのユニゾンの中に一瞬、皆がそれぞれ「見栄」を切るように踊る瞬間がある。それはまるでヒーローをみているようで、本当にかっこ良かった。

終演した後、挿入歌の鼻歌を歌いながら帰るお客さんがいた。誰もがいきなり飛ぶことはできないかもしれない。けれど、ふと鼻歌を歌う気持ちよさ、日常の中でふわりと浮かび上がるような些細な行為を思い出すこと…。ビルヂングの何かが届いた結果なのかもしれない。(余談だが、ビルヂングの皆は現場でよく歌っております。日を重ねるごとに、スタッフさんまでも歌うようになります。)

最初、合流するのが少し遅くなってしまい追いつけるかを気にしていた。けれど今は様々なものを目撃できた充実感がある。東京公演の現場の4日間、作品がどんどん進化していく。前は内容に目をしぼってみていたけど、スタッフさん達も4日間どんどん引き込まれていっていたように見える。本当に暖かい現場だった、熱い作品だった。そう20年の大雪もその熱気の引き立て役だったのだ!

お会いしていない名古屋公演のスタッフさん、東京公演のスタッフさん、ビルヂングメンバー、おつかれさまでした!見に来てくださったお客さん、ありがとうございました!また会う日まで!
コメント
お疲れ様でした。
毎回このクオリティーの舞台を作っていらっしゃるのでしょうか。すごかったです!
次回作も楽しみにしています。ぜひ名古屋公演をお願いします。マジでm(__)m

黒ちゃん
  • 黒ちゃん
  • 2014.02.11 Tuesday 17:31
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